玉乃井プロデューサーロングインタビュー・第1回
大変お待たせしました。
予告通り山活こと山口活性学園アイドル部プロデューサーの玉乃井信彦氏のインタビューをお届けします。
取材時間1時間半にわたるインタビューですが、どこまできちんとお伝えできるか。
出来うる限り頑張りますので、よろしくご一読を。(数回にわたる連載)
インタビュー4月某日、
山口某所にて。
N=No idol, No future 編集部
玉=玉乃井信彦プロデューサー
以下敬称略
~第1回 ~
N:こんにちは。本日はよろしくお願いいたします。
玉:よろしくお願いします。
N:早速ですが、先日Optimanotesさんのコラムに特別篇として玉乃井さん自身のコメントを寄せておられましたが(詳しくは最下段↓のリンクを参照ください)それを踏まえた上でまず聞かなければならないというか、敢えてお聞きしたいのは7人でなくなる、7人という武器がなくなると分かった瞬間の玉乃井さんの率直な気持ちをお聞かせください。
玉:率直に言うとカタチが崩れるということよりも、去っていく二人が本当に大丈夫だろうか?と思いましたね。
というのは僕がずっと彼女たちを見てきて、いわゆる”成功する思考回路”に慣れてない子たちが辞めていくとその先絶対に良くはならないだろうと思ったからなんです。特に好きな事から逃げていくから余計にそう思っちゃいましたね。結果、僕が自ら関わったのにあの子たちを変えてあげられなかったことがいちばんショックでした。
N:確かに抜けた二人に関して5年間頑張ってきたということは疑うべくもありませんが、明確な成功体験という意味では山活自体がまだ道半ばということから達成したとは言えませんもんね。
玉:ずっと見てきて発言を聞いていると分かるんですよね、その子たちがいまどこにいるのかということが。なのでこれからの二人の行く末を案じています。はるのは大学受験を、ももは新たな目標を早く見つけて道は違えど何かをやりきったという人生を歩んでほしいと思っています。
N:山活に関してはいかがですか?
玉:山活に関して言えば”安心・安全”という部分を売り出していこうとしてたんですけどそれが無くなっちゃうってことで本当にどん底まで落ちるんじゃないかと思ってました。
N:結成から5年、ここに来ての二人の脱退。これをある意味ひとつの節目だととらえると振り返ってみてどんな5年間でしたか?
玉:これまでの5年間は中身を作ることに費やして来た5年間でしたね。外に向けて攻めていくというよりも中身をしっかりと作り上げるという部分、(メンバーの)教育もそうですけど楽曲のクオリティとかも含めて。
N:0から山活を立ち上げたわけですもんね。
玉:そうですね。0からでしたね。あと、仕掛けられてないんですよ。一回も。
N:え?そうですか?
玉:一回も仕掛けていったことって無くないですか?山活って。グループをやっていくなかでそれがたまたま存在していた、ワンマンも含めて。自ら何かを発信していくみたいなことはやって来なかったと思うんですよ。
N:例えば何かムーブメントを起こしてやろうみたいな?
玉:そうですね。まさにこれからやって行こうという中での脱退でしたから、、、
N:これは希望だと言えますがむぎちゃんが戻ってきた。そして全員が揃ってあの4月7日を迎える予定だった。もしパラレルワールドがあるのであれば、、、
玉:です!たらればを言えばアレですが、どうなっていたんだろうかと。
N:正直ファンは夢見てたというか、そうなって欲しいという想いはみんなおなじでしたからね。
玉:思えば時代の流れというか、押し寄せる波というか、アイドルが淘汰されていく中で逆によくこれで済んだとも取れるんですよね。先陣を切って出て行ったロコドルがバタバタと崩れていく中、山活はこれで済んだのかな?と。
N:厳しいニュースが続いてますよね。去年から今年にかけて。もっと落ちると思われていましたか?
玉:当然です。グループ自体が無くなってもおかしくないと思いました。正直に。
N:けれども踏ん張った。それは今までコツコツと積み重ねてきたことの裏返しでもありますよね。
玉:地味だった5年ですけれど中身を作り上げることに注力してきた結果だと思います。
N:土台がしっかりしているのでそう簡単には揺るがないということですね。
玉:もし山活でなかったら解散していたかもしれない。先々でアイドルの歴史を振り返ったときに”激動の2017年”ってタイトルが付きそうですよね、今年は。その中でも踏ん張れている。これは自信になりました。
N:確かに。メンバーも前を向いていますし力強いですよね。
玉:頼もしいですね。これからどんどん攻めにいきたいなと思っています。今年は、、、
N:おっといきなり本題に? その前にもう少しお聞きしたい事を先に、、、(笑)
玉:わかりました(笑)
次回、第2回へ続く。
(※参照)
Optimanotes 山口活性学園のロコドリズム~特別編~ 玉乃井信彦プロデューサー
2コメント
2017.04.22 02:39
2017.04.22 02:34